試験問題「選挙に行かない友人にどんな声をかけるか」HEADLINE
【観点】
【問題】 2016年実施
昨年(2015年)に、公職選挙法が改正されて、満18歳になると選挙権が与えられることになりました。今から3年が過ぎ、あなたが、満18歳になるときに選挙があって、投票できるようになりました。友達が「投票しない」と言っています。そのとき、あなたは、その友達にどんなふうに言いますか。また、あなたは投票に行きますか。
友達に言う内容と、自分のとる行動の根拠(理由)もあわせて考えて下さい。
【解答・採点基準】
満点は10点。
次の各論点について2点を加点する。ただし、論理矛盾は-2点とする。
◎ 選挙権を行使すること(投票すること)は、政治に参加する権利であることを説明できている。
◎ 選挙権を行使するためには、普段から政治的なことに関心をよせていて、自分なりに意見を考えておくことが必要になることを説明できている。
◎ 歴史的には、選挙権は「直接国税の納税者」(男子・25歳以上)だけに与えられたことなどにふれて、有産者の特権であったことを説明できている。
◎ 選挙権に「納税者」という制限をなくすのに、多くの苦しみや努力があったことを説明できている。
◎ 課題(投票に行くか)に対して、自分の意見を、根拠(事実)を示して筋道を立てて説明できている(論理立てていること)。
◎ 授業から発展して、調べ学習をしたり、普段(日常生活)のことと結びつけ応用して考えていることを表現している。
【子どもたちの答案・作文 授業で使用した教材など】
○ 子どもたちの答案「作文」の代表作品
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