試験問題「平和主義をめぐる意見対立」HEADLINE
【観点】
【問題】 2016年実施
次の資料をよく読んで各問に答えなさい。
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる
戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久
にこれを( A )する。
② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の( B )は、これを保持しない。国の
( C )は、これを認めない。 |
(1) 資料は、日本国憲法第9条の条文である。資料中の( )にあてはまる語句の組み合わせで、正しいのは次のうちどれか。記号で答えなさい。
ア A:廃棄 B:戦力 C:交戦権
イ A:廃棄 B:軍隊 C:交戦権
ウ A:放棄 B:戦力 C:交戦権
エ A:放棄 B:軍隊 C:交戦権
(2) 政府は、日本の防衛力について、どのようなものでなければならないと説明しているか。次のア~エから一つ選び、記号で答えなさい。
ア 自衛のための必要最小限度の実力
イ 他国を侵略するための実力
ウ 国際紛争を解決するための戦力
エ 陸海空軍を備えた戦力
(3) 右下の資料から読み取った内容として適切でないものを、次のア~エから一つ選び、記号で答えなさい。
ア 1955年度と2010年度を比べると、国の予算にしめる割合は大きく減少したが、防衛関係費は
約37倍に増加した。
イ 1985年度と1995年度を比べると、国の予算にしめる割合はわずかな増加だが、防衛関係費は
約1.5倍に増加した。
ウ 1995年度から2005年度にかけて、国の予算にしめる割合が減少した一方で防衛関係費が増加
したのは、国の予算全体が増加したためである。
エ 2005年度から2010年度にかけて、国の予算にしめる割合が防衛関係費以上に減少したのは、
国の予算全体が減少したためである。
【解答・採点基準】
(1)ウ (2)ア (3)エ
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