試験問題「法の支配と人権の保障」HEADLINE
【観点】
【問題】 2016年実施
次の各問に答えなさい。
(1) 次のうちで、誤りはどれか。記号で答えなさい。
ア 法には、法律や命令、規則、条例などがある。そのうち、国のあり方の根本を定めるのは憲法である。
イ 法律は国会が定める。
ウ 法律が憲法の趣旨と異なることがあっても、国民の代表が決めたことなので、つねに効力がある。
エ 憲法は国の最高法規である。
オ 国の政治権力から国民の人権を守るために、立憲主義の考えが生まれた。
(2) 次のうちで、誤りはどれか。記号で答えなさい。
ア 国民の基本的人権を保障する規定をもたない憲法は、実質的な意味での憲法ではない。
イ 日本国憲法は、「人権保障」と「国の政治の仕組み」から構成される。
ウ 三権分立のねらいは、権力の横暴から国民の基本的人権を守ることである。
エ 市民革命で多くの血を流し命を失ってかち取られた基本的人権と、日本国憲法の基本的人権は根本的にちがうものである。
オ 自由を求める者は、他人の自由を尊重する義務がある。
(3) 次のうちで、誤りはどれか。記号で答えなさい。
ア 法の支配でいう、法とは、基本的人権を保障する憲法を意味する。
イ 法の支配の理念では、王や政治権力も法に従わなければならない。
ウ 王の支配があり、王が正義を定める政治では、国民の基本的人権は無視されることが多い。
エ 多数の支持する結論がつねに正しいとはかぎらない。
オ 法律に従って行われる政治(法治主義)は、法の支配が行われているので、国民の人権が侵害されることはない。
【解答・採点基準】
(1)ウ (2)エ (3)オ
「公民的分野の試験問題一覧」に戻る
「評価問題の部屋」に戻る